ほんやく備忘録

フリーランス・リーガル翻訳者です。日々、感じたことやメモなどを書いてます。

最近の状況

ついこの前に年が明けたと思ったら、確定申告も終わり、気付けばもう3月半ば…

1年の4分の1が終わり、春の気候になっています。

こんなスピードで過ごしていたら、あっという間におばあさんになりそうです。

最近は休むことなくお仕事の依頼が来ていて、かなり根詰め状態になりつつあります。お仕事を断ることも最近、増えているし。基本的に翻訳大好きなので、依頼が来てファイルを見るとやりたくてウズウズし、それを断るとなると残念で「うぅぅーっ」という気分になります。(実際に声に出して言っちゃってたりもします)

といってもそんなにたくさん仕事をしているかと言ったらそうでもないような…

眠いと言っては、9時間睡眠したり、昼寝したり、運動しなくちゃと言ってはスポーツジムで3時間過ごし、なんてやってるうちに全体的なスケジュールが押せ押せとなり根詰め状態に陥るというサイクルです。

たくさん仕事をしているような気になっていましたが、記録を見直してみると時間的には実質翻訳時間で6時間ほど。多い時でプラスアルファ数時間という感じです。自分が根性なしなことを再確認。さらに翻訳スピードもそんなに速い方ではないので、貧乏暇なし状態は続きます。

とはいえ、人間だもの。無理は禁物。と自分で自分を励ます日々。

やはり、スピードアップして、単価を上げることを真剣に考えなければならない時がきているのでしょう。ぼっーとしてても現状は変わらないので、具体的に対策を練っていきたいと思う今日この頃です。

ベースアップとか忖度の翻訳

最近、ニュースで「今年、企業はベースアップするのか?」という話題を良く聞きますが、「ベースアップ」と聞くと、以前に英訳でこれが出てきて苦労したことを思い出します。

"base up"は和製英語で使えません。悩んだ末、"raise the wage level"という感じにしたような記憶があります。これでは「一律に」「全社員」のお給料を上げるということまでは伝わりませんが、全部書いたらあまりに説明文ぽくなってしまうかなと思い、そこまで訳出はしませんでした。今思うと、"as a whole company"とか"uniformly for all employees"とか付け足せばよかったかななどと後悔もしています。

一律に給料を上げるという考え方自体がそもそも欧米にはないと思うので、こういう単語は翻訳するのがとっても難しいです。翻訳していると日本と欧米の文化の違いを強く意識させられることがあります。こんな単語、日本語にはないよな~、とか、その逆もまたしかり。

去年、話題となった「忖度」もまさにこの例です。

【森友学園】「忖度」は英語でどう通訳された? 籠池氏会見で外国人記者に

この記事にもありますが、通訳はただ訳すだけでなく多くの説明を入れています。これが翻訳でもできたら良いのにと思いますが。ただ、忖度に関しては通訳がいろいろ説明しても分かりにくいですね。この記事に出てくる「行間を読む」というのも欧米人はしなさそうだし。日本で生きていくには「行間を読む」「空気を読む」ことは必須なのでしょうが、日本の外に出たら、あんまりこれはしない方が良い、というか相手がこれをしてくれると期待しない方が良いのでしょう。

昔、留学していた時に、アメリカ人の友人から「日本人は何を考えているのかわからない」と言われて、「日本はあまりはっきりと物を言わない文化があるから…」と私も日本人っぽい返答をしたことを思い出します。彼は日本人が好きで日本人の友達をたくさん作りたかったようなので、申し訳ない感じでした。

インタネットの影響などもあり、世界中の交流が激しくなり、世界的な競争も激しくなっていくなか、日本人同士で忖度している場合ではないような気もますが。話は戻りますが、一律に給料が上がるベースアップも、そんなことしていて大丈夫なのかしら?と感じるのは私だけでしょうか。

日本人にとっては、自分の考えを持って、それをちゃんと人に説明するのは難しいことなのかもしれませんが、みんながそれをできるようにならないと日本の将来は危ういような気がします。

空気読みまくっている自分への自戒の念も込めて。

「契約・法律用語英和辞典」

契約・法律用語英和辞典コンパクト版 English-Jpanese Dictionary of Contractual and Legal Terms: New Compact Edition

契約・法律用語英和辞典コンパクト版 English-Jpanese Dictionary of Contractual and Legal Terms: New Compact Edition

 

 契約書の翻訳をするときに必携の辞典です。

この仕事を始めた時に、リーガル関係の辞典をかなりお金をかけていくつか揃えましたが、未だに日々、使うのはこれ1冊となっています。

シンプルな形でいろんな表現がたくさん載っています。

毎日、使いすぎてボロボロになり、ページも一部ばらばらになってしまいました。なぜここまでボロボロになったのかは、自分でも謎ではありますが。そろそろ限界を感じるので2冊目を購入しようかと思っています。

本の形だと調べるのに時間がかかり大変なので、一冊目をばらばらにして1ページづつスキャンしてワードにコピペして、ワード形式のGlossaryにしてみようかと計画しているところです。ワードでサクッと検索出来たら夢のようですが、長くて根気のいる作業になりそうです。

とりあえず、今のところは紙の本でこれをせっせと引いていますが、かなりな速さで必要な単語を見つけ出す技が身につきつつあるようです。良く引く表現などは大体の場所を記憶しているほどです。

法律関係ではかなりお勧めの一冊です。

確定申告

年も明けたことなので、ぼちぼち確定申告の準備を始めています。4回目なので、基本的な手順は大体、把握できるようになりました。

弥生というソフトを使い、経費の入力はほぼ終了しているので、入金の打ち込みと、控除諸々の処理で終わりです。と言っても、ここからが面倒な処理になるのですが…

この季節の最も苦手とする作業です。仕入れとか在庫があるわけでもないので、青色の割にはシンプルなほうなのでしょうが。

この計算が出ると前年1年間の数字が明確になるので、去年の仕事の成績表が出るような感覚もあります。多分、前年とそんなに変わらないのではないかなと踏んでいますが、減ってたらかなりショックだと思います。

本当はこの結果を踏まえて、新年の予算とか目標を立てるのが良いのかもしれませんね。今、これを書きながらそんな気になってきました。達成できなかった時のことを考えると怖くて、最近は目標を立てることすらしなくなっていましたが、ちょっと勇気を出して数値目標を立ててみましょうか、フリーランスっぽい感で^_^

初仕事

昨日、仕事始めで、今日、今年一件目の納品でした。

仕事始めも納品も日にちは自分で決めているだけですが。

今年一発目のお仕事は、ソフトウェアのライセンス契約の和訳でした。ここまで純粋な契約書は久しぶりだった気がします。慣れているだけに、ストレスもなくスムーズに訳し終え、なかなか良いスタートでした。

とは言っても、IT系の文書は実はあまり得意ではありません。普段あまり触れていないので、内容はなんとなく分かっていても表現があっているのかどうか常に不安があり、度々、ネットで日本語から検索して、一般的に使われているのかどうかを確認しながらという感じです。

以前、IT系を専門にしている翻訳者さんに、IT系の英語の用語辞典などはないんですか?と聞いてみましたが、やはりIT系では思いあたらないとのことで、その方もネットなどで調べているそうです。変化が激しいので辞書とかにするのは難しいのでは、とのことでした。定訳というのが定まりにくいのだとしたら、言葉の意味をまず調べて自分で分かりやすい表現を作っていくしかないのでしょうか。その点、契約用語などは、きっちりしています。

IT系に限らずですが、欧米でできた新しめの言葉の場合、英語の単語1つを訳すために日本語の長文(説明文?)になってしまうということは結構あることで、処理が難しいところです。

少し違う話になりますが、一見、シンプルなカタカナ語をどう訳すか、みたいなことにすごく悩んでしまうこともあります。例えば、ライセンス契約の場合、「License」をどう訳すかとか。「ライセンス」でも良いのかもしれませんが、契約書の場合、なるべく漢字を使った固めの表現にした方が良さそうなのでカタカナはできれば避けたいし。

今のところ、自分が訳す時には、ソフトウェアなどだと「使用許諾」とし、特許の場合「実施許諾」としたりしています。さらに面倒なのは「sublicense」。最近は「再許諾」で落ち着いている感じですが、より良い表現があるのかもしれません。模索中…

自分で訳している時は、不自然かなぁ、固いかなぁと気になりつつ、でも最終チェックで読み直してみたら、意外と契約書としてきっちりした感じで悪くないかも、と思うこともあるし。

契約書や訴訟などの翻訳は敬遠されることが多いようですが、自分にとってはとても面白い分野です。分野関係なく、大抵のものは(難しすぎなければ)面白くなってしまうというのも事実ではありますが。

今年もいろんな分野の翻訳がたくさん来ますように。

加湿空気清浄機

ずっと欲しかった加湿空気清浄機をとうとう購入しました。

12月30日にネットで注文し、1月1日に到着するという、年末年始とは思えない素早い対応で送られてきました。ネットショップってすごいですね。彼らはお休みなしで働いているのでしょうか?

 

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早速、設置し、ほこりの舞っていた部屋がとってもクリーンになりました。冗談ではなく、昼間に日が差すと本当に埃が見えていたのですが、すべてそれがなくなり、空気にすごい透明感があります。これまでどんな汚い部屋にいたんだって話ですが^^;

ちなみに、いろんなところで人気第1位と言われている、ダイキンのストリーマというやつです。音も静かだし、シンプルな割には機能もしっかりしていて、さすが人気第1位です。

年明け早々、良い買い物ができて幸せな気分になってます。今年は、埃にまみれながら仕事をしなくても良さそうです。きっと仕事もはかどることでしょう。

今年の抱負

お正月です。

2018年が始まりました。

一年の計は元旦にあり、ということで今年の抱負など考えてみました。

仕事に関しては、以前からの自分の課題ではありましたが、しっかり自己管理して勉強する時間を取っていきたいと思っています。仕事が入るとついつい時間管理などを忘れてただただ翻訳し続けるという状況になりがちなのですが、今年こそは自習して知識を増やしていきたいと熱望しております。

初心に帰って翻訳学校に行こうかなと考えていましたが、学校に通う時間分、仕事が受けられなくなると思うと、絶対に学校選びに失敗したくない!などと考えはじめ、結局、丁寧な仕事をすることで学ぶこともたくさんあるし、参考書などを使って自分で勉強することでも同じくらいの効果が得られるのではないか?と模索中です。

今はリーガルを中心に仕事を受けていますが、今年は、新たな分野に挑戦したいとも考えています。経済、金融、マーケティングなどのビジネス翻訳を考えているので、今と大きく方向性が変わることはないのですが、少し幅を広げてより安定した仕事の確保を目指したいと思っています。

プライベートでは、毎年同じなのですが、まずは健康ファースト。食事に気を付けることと、運動すること。運動については、有酸素運動は好きなので自然とできるのですが、今年は筋トレもちゃんとやっていこうと思います。もう1つ重要なのは睡眠。これもまた自己管理の問題にもなりそうです。

抱負と言っていいのか分かりませんが、やってみたいなぁと思うのは、自分の部屋や生活を近未来的にしたいです。AIとかいろいろ出てきていて、これから世の中の生活様式もどんどん変わっていくのではないかと思います。ただ、それとは関係なく、「近未来的」という響きが昔からなんとなく好きで、憧れてます。どんな感じかというと、物が少なくてすっきりしていて、でも必要なものがボタン一つでささっと目の前に出てくるというイメージです。これからは実際にそんなことを実現するいろいろな機器が登場するのでは?!と期待しています。もう既に出ているのかもしれませんが。できれば安価になって入手しやすくなった機器を順次、入手していけたら楽しそうです♪そのためには常に情報をチェックしてアンテナを張っていなければなりません。

だんだん今年の抱負から話がそれてきているような(^_^;)

自己管理、学習、健康、近未来がキーワードでしょうか。一年後にこれを読んで、どんな感じに実現できたか検証してみたいと思います。楽しみです。