ほんやく備忘録

フリーランス・リーガル翻訳者です。日々、感じたことやメモなどを書いてます。

目指す

英訳していて、意外と悩むのは「を目指して…」という表現です。

辞書だとaiming atとか出てくるので、これを使えばいいのですが、こればっかりでもつならないし、実際の英文では意外とaiming...とかはそんなに頻繁に使用されていない気もするし。

何を目指して何をするのか、という内容を分析して「目指す」という単語に引きずられないで英語にするしかない、というのが自分なりの結論ですが、そう考えると「目指す」というワードは結構、やっかいです。その上、結構、頻繁に出てきます。

単語としては、aimの他にはstrive, pursue, seekなどが思いつきますが、あとはfor, toward, atなどなら前置詞のみで「そこに向けて~」というニュアンスで表現するとか、内容によっては"for the purpose of"とか。”to do"を使って「するために」としたりもします。

以前に翻訳学校で日英翻訳を学んでいた時の先生の訳例では、完全に意訳になっていて「目指す」という表現は裏の裏に隠れている、みたいなこともよくありました。要は「そこに向かっていく」という状況さえ伝わればいいのね、とそのとき感じたのを覚えています。

話は若干ずれますが、「目指す」という言葉の近くには頑張る、取り組む、会議を開く、などの前向きな単語が大体、来ます。そんなことを考えていると今度は「前向きな単語」ってどんなのがあるかしらと考えはじめたりして、きりがありませんね。

自分の単語の引き出しをもっと大きくすることを目指して、頑張っていきたいと思います。