ほんやく備忘録

フリーランス翻訳者です。日々、感じたことやメモなどを書いてます。

翻訳演習

 

今年は翻訳演習をという青山ブックスクールが主催する翻訳の講座を受けています。これは今年のはじめに申し込んでいて、本当は青山まで受けに行く予定だったのですが、結局、すべてオンラインになりそうです。(残り1回ありますが、今の感染者数だとやはりオンラインでしょう)

普段の仕事では対応しないような文章に四苦八苦しながら取り組んでいると、仕事の翻訳では学べないようなことがたくさん学べます。仕事で訳している文章は専門用語なども含めて慣れ親しんだものばかりですが、課題文はかなり難解な短編の抜粋などで、へたすると1文の中に出てくる全部の単語を辞書引いて調べてるなんてこともあります。調べている時は泣きそうですが、たぶんこれが良いのでしょう。

課題の訳文の出来は散々ですが、もはやそこは気にしないことにしています。

講座は和訳ですが、不思議なことに普段の仕事でやっているリーガル関係の英訳が楽になっているような気がします。難解な英文で散々頭を悩ませた後に、ビジネス文書に対応すると楽に感じるという現象が起きるようです。和訳、英訳関係なく。

仕事の翻訳は専門用語の知識である程度は行けてしまうというのと、いつも納期に追われているのでじっくり取り組むという機会はないので、こういう講座でじっくり取り組むというのは必要なことだと感じます。

課題をやる時間を確保するために若干仕事の時間を減らすことにはなるのですが、このおかげで翻訳力がつくならば、目先のことにとらわれずお金と時間をかけてふんばるというのは必要なことなんだなと実感しました。

来年ももう一期受けたいと思っていますが、3期以上は受けられないらしいので、その後、どうするか今から考え中です。

昨年まではこういうまとまった講座を受けていなかったのですが、今後はいろんな講座をちょっとづつハードルを上げつつ受けていきたいなと思っています。