備忘録

元翻訳者。英語、本、映画、その他なんでも、日々、感じたことやメモなど書きます。

確定申告

2回目の確定申告がなんとか終了しました。 1回目に比べたらずいぶん楽でしたが、処理を溜めてしまったために1年間の間にすっかり忘れてしまったことなども多々あり、抜けがあったりもして、やはりマメに記帳していかないとダメだなぁと反省もあり。 去年のこ…

刃を研ぐ

昔、会社に勤めていた時ははよく、「7つの習慣」とか読んで、タイムマネジメントを頑張ってやってました。 最近は、なかなか自分で仕事量をコントロールすることができず、時間が許す限り、来るものは拒まずで仕事を受け続け、だらだらと休むこともなく仕事…

「日本語文法の謎を解く―「ある」日本語と「する」英語」

日本語文法の謎を解く―「ある」日本語と「する」英語 (ちくま新書) 作者: 金谷武洋 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2003/01 メディア: 新書 クリック: 34回 この商品を含むブログ (32件) を見る 最近、読んだ中でも特に印象深い本です。 日本語と英語の…

すでに秋

気付いてみたら秋です。 まだ残暑は続いていますが。 今年の夏も翻訳とダンスレッスンだけで終わった感じです。 確か去年も8月は長編の翻訳で忙しかったような。 夏休み、とか関係ないようです。

"agreement"と"contract"

「大陸法では、合意(agreement)に達すれば、「契約」になるが、英米法ではまだ「合意」にすぎず、正式な契約のことはcontractといって区別する。」(「法律英語と紛争処理」長谷川敏明著 P61) agreementとcontractは、どちらも契約と訳していますが、agre…

インボディ測定

今日、スポーツジムで筋肉量を測るインボディ測定というのをやってきました。 これからさらに暑い季節になり、体力をつけるためにはまず、筋肉量を増やしたいとおもったのがきっかけです。 翻訳は思った以上に肉体労働です。持続力をつけるためにも体作りは…

時間の感覚

物理学とか数学とか苦手ですが、宇宙の話とかは興味があり、テレビや本でそんな話題が出てくるとついつい惹きつけられます。 宇宙の大きさはもちろんですが、時間についても考えたりすると、その長さを実感します。ざっと順を追ってみると、 138億年前 宇宙…

ひとり会議の教科書

頭の中を整理整頓したいなぁ、と思っていた時にこの本を見つけました。 1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books) 作者: 山崎拓巳 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版 発売日: 2010/08/23 メディア: 単行本(ソフ…

ゴールデンウィーク

聞いたところによると、今日からゴールデンウィークがスタートするとか。 おかげさまで連休にちょうど良い感じの案件が入ったので、自分にとってはいつも通りの一週間です。 お天気もいいし、世の中の雰囲気で自分も外に徘徊したい衝動に駆られる時もありま…

翻訳勉強会後の交流会で学んだこと

先日、久しぶりに翻訳の勉強会&その後の交流会に参加してきました。 交流会は、講師の先生およびベテラン翻訳者の方も含め7名のこじんまりとした、でも中身のとっても濃い会でした。 最近の一番の悩みどころは「自己管理」なのですが、先生にうかがったとこ…

翻訳のレート

最近は世の中の景気が良いからか、翻訳の仕事もすごく増えている気がします。 そこで最近、気になるのは翻訳会社によって翻訳料が大きく違っていることです。 基本的には翻訳会社さんの言ってきた値段でやっていて自分でコントロールするのは難しいですが、…

2年目に突入

1年前の昨日、フリーランスとして立ち上げ、今日から2年めに突入します。 なんだか日々、バタバタと慌ただしく過ごしてますが、まだ1年か…という感もあります。 始めた時はフリーで食べていかれるのかどうかすらも半信半疑でしたが、意外にも(?)仕事は…

「役務」か「サービス」か?

請負契約などで出てくる"Service"は、「役務」か「サービス」かは毎回、少し悩みます。 ネット検索で「役務」「契約」と入れると、国や地方自治体がらみのページが多く出てきました。 一方、「サービス」は、IT契約、コンサルティング契約などの話題が多く出…

ijet

6/21~22に行われていた翻訳者のConferenceへ行ってきました。 http://ijet.jat.org/ja/site/index25 こういう集まりに参加するのは初めてだったのでとても新鮮でした。 スピーカーは有名な翻訳者や英語関係の本をたくさん出されている先生ばかりで、セッシ…

簿記

先日、簿記三級の試験を受けました。 いろいろな人から三級はそんなに難しくないから、大丈夫だよ!というアドバイスをいただき、結構、軽い気持ちで勉強を始めました。 確かにやっている内容自体はそんなに難しくないのかもしれません。 貸方借方を同じ金額…

あいさつの言葉について

英訳しにくいものに日本語のあいさつがあります。 昔から一番、気になっていたのは「いただきます」。 Webで検索すると、"let's eat"とか代わりの表現として出ていますが、"let's eat"と言う状況としては、まず全員が席に着きおあずけ状態で待っていて、…

freelance

先日、ネイティブの友人に「最近、フリーで翻訳を始めました」と伝えるために英文を書いていた時に、"freelance"は、「フリーランサー」という名詞だけでなく動詞としても使えるということに(遅ればせながら)気が付きました。 "get started as a freelance…

「~に基づき」「~に従い」

契約書を訳していると同じ表現が繰り返し出てきます。 特に「~に基づき」はよく目にする表現で、時には1文の中に2回も3回も出てきたりしてあまり繰り返すと気持ち悪いこともあります。 そこで今日は、これまでに出会った表現をまとめてみたいと思います。 …

海賊とよばれた男

今、読んでいるこの本、 海賊とよばれた男 上 作者: 百田尚樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/07/12 メディア: 単行本 購入: 5人 クリック: 74回 この商品を含むブログ (95件) を見る 図書館から借りましたが、すごい人気でずーっと前に予約して、図…

「その他のX」と「その他X」

「その他のX」と「その他X」の訳し分けについて 、ビギナーのための法律英語という本の中で分かりやすい解説を見つけました。 「の」の一文字がつくかどうかで意味が変わってくるというお話です。知らないとなんとなく訳してしまいそうですが、本当はちゃ…

iPhone5購入

2010年から使用しているiPhone4の動きが鈍く寿命を迎えているようだったので、やっと昨日、新しくiPhone5sに買い替えました。 前回、購入した時はiPhone4が出たばかりで行列に並んでやっと入手したような。あの頃はまだSteve Jobsも頑張っていたし。。 今回…

目指す

英訳していて、意外と悩むのは「を目指して…」という表現です。 辞書だとaiming atとか出てくるので、これを使えばいいのですが、こればっかりでもつならないし、実際の英文では意外とaiming...とかはそんなに頻繁に使用されていない気もするし。 何を目指し…

英文法

冠詞というのは本当に難しくて、いろいろな参考書や人の話を聞いてもいまだにピンとこないことが多々あります。 aなのかtheなのか無冠詞か...専門の参考書を読むとちゃんとした理屈があるようですが、ネイティブに聞いてみると感覚で選んでるだけ、という意…

1500円カット

最近、散髪はカット専用の美容院に行ってます。 以前は、カットとカラーで13000円くらいはしていたので、カットのみだとしても1500円は破格値です。 普通の美容院にあるような洗面台がありません。なのでカットの前後で髪を洗ったりしません。カット中に雑誌…

相殺

契約書によく出てくる、「相殺」という言葉についてです。 辞書を引きつつなんとなくoffsetとか使ってましたが、この本に載っていたのでメモします。 ビギナーのための法律英語【第2版】 作者: 日向清人 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会 発売日: 2012/0…

トライアル

最近、トライアルをたくさん受けてます。 内容は結構、難しいです。契約書なので基本的には同じような内容かと思いきや、結構、特殊な内容のものがやって来ます。 トライアルなのであまり一般的ではみんなできてしまうだろうから、難しいのは当然なのかもし…

"the"について

ある英文ライティングのテキストによると "the"が「形容詞」として扱われていた。 使い方がとっても難しい冠詞ですが、 形容詞と言われるとちょっと重みを感じて そのくらいの扱いをしよう!と思ったら ちょっと"the"が好きになってきました。

金環日食

私は通勤途中で、さらっと目撃しました。 自転車をこぎつつ建物の隙間から見える太陽を思いっきり見上げながら。(交通事故にあわなくて良かった) 太陽と月が重なったその瞬間、なんとも言えない、暗闇が。 曇りでもなく、夕方の暗さでもない。そしてちょっ…

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

小学1年生のかのこちゃんとねこのマドレーヌ夫人が主役。 自分の小学校低学年のころの一所懸命で切ない様々な出来事を思い出しました。 マドレーヌ夫人もいい味出してた。(ちなみにマドレーヌ夫人は猫です) かなり奇想天外なお話しな気もするけれど、なん…

右岸

ここしばらく読んでた「右岸」が終盤に。あまりにも現実離れしたお話しで、途中、何度か読むのやめたくなりましたが、なんだかんだ言いながら終盤まできてみると、人生について考えさせられるような深い小説です。流されるままにでも、与えられた運命を生き…